タイ不動産について

タイの賃貸物件と日本の賃貸物件とは何が違うの？

賃貸契約時の保証金と契約期間

賃貸契約時の 保証金は賃料の2ヶ月分 が一般的です。前家賃1ヶ月分＋保証金の2ヶ月分、計3ヶ月分が初期費用となります。また、 契約期間は1年間 が基本となり、半年間契約が出来る場合もありますが、賃料が割高になるケースがあります。

賃貸契約時の初期費用

(例)家賃30,000バーツ物件の初期費用
保証金（デポジット） 2ヶ月分
前家賃 1ヶ月分
初期費用 ３ヶ月分
30,000✕3ヶ月分＝90,000バーツ(約28.8万円)
※1バーツ＝3.2円計算

初期費用	保証金2ヶ月＋前家賃1ヶ月＝計3ヶ月分»の料金です。物件により、保証金が3ヶ月分（初期費用4ヶ月分）かかることもございますので、詳細はお問い合わせください。また、保証金は退去時に修繕費が引かれ返金されます。
最低契約期間	原則1年です。 オーナー様との胡椒などにより半年でも可能な場合がございます。但し、その際は若干賃料が上がる場合がございます。

契約時に必要な書類

パスポートのコピーと契約者本人のサイン。所得証明書や保証人は必要ございません。

ルームタイプと平均サイズについて

単身者向けの30〜50㎡の1ベッドルーム(1LDK)から、50〜80㎡の2ベッドルーム(2LDK)、また150〜200㎡の3ベッドルーム(3LDK)以上の広いコンドミニアムも存在します。

インテリア・家具付き物件が多い

タイで物件を借りた場合、 家具付き物件は一般的です。エコン・テレビ・ベッド・テーブル・ソファー中には電子レンジや食器、寝具まで備わっているものも珍しくありません。特にコンドミニアムの場合、各部屋オーナーが違うので、物件オーナーのセンスによりグレードが大きく異なります。例えば、同じコンドミニアム、同じ向き、同じ階層で隣り合わせでも価格差が生じるケースも良くあり、おしゃれな物件の方が賃料も高く、引き合いが多くなる場合もございます。

タイ賃貸不動産の平均価格

ミドルクラス以上の賃貸コンドミニアムは、最低賃料2万バーツ(日本円で6万円前後)からのスタートとなりますが、駅からの距離や施設設備にこだわらなければ、1万バーツ(日本円で3万円前後)でそれなりのコンドミニアムも存在します。また賃料に関しては、BTS(高架鉄道)やMRT(地下鉄)の沿線や、中心市街地に近づくにつれ、価格が上昇します。その逆で郊外に出ると格段に賃料が安価になるものも特徴です。(※エリアにより異なります。)

ロビー・プール・フィットネスジム

タイのコンドミニアムの特徴として、ファシリティーの充実度が上げられます。1階ロビーに受付常駐、敷地入口に警備員常駐の物件も多く、セキュリティー性が高いコンドミニアムがほとんどです。ミドルクラス以上のコンドミニアムでは、居住者向けのプール・ジム・ガーデンなどの無料設備は一般的で、3つ星クラスのホテル以上の豪華な造りも珍しくありません。中にはスチームサウナやラウンジ、ビリヤード場、WiFiルームも無料で完備されている物件もございます。

賃貸物件タイプ別の特徴

コンドミニアム	各部屋ごとにオーナーがいるため、同じ物件でも家具・家電・賃料・条件が異なることがあります。そのため、 同じ物件でもいろいろなお部屋を内見されるのをオススメ致します。 管理面においては、個人オーナーさんの対応となりますので、トラブル発生時、オーナーさんによっては対応が早いケースもあれば、なかな対応してくれないケースもございますので、管理面の注意が必要です。また、アパートメントに比べて、セキュリティー面がしっかりしている傾向があります。
アパートメント	一棟管理の物件です。そのため、個々の要望に応えることは基本的に難しくなります。ただし、一棟管理のため、不具合が生じた際に対応が早いのが特徴です。日本人駐在員には特に人気があるタイプでもあります。
サービスアパートメント	アパートメントとホテルの中間的な役割を果たします。賃料はコンドミニアムと比べて割高になりますが、ハウスキーピングや生活備品完備、24時間レセプション対応など、サービスが充実しています。手間がかからず入退去がしやすいので、安心して住めることができます。また、コンドミニアムやアパートメントとは違い、マンスリーやデイリーとして利用可能な物件も多くございます。

コンドミニアムの内装